転職体験記⑥ MR専門エージェントとの出会い

皆様お疲れ様です。

 

 

年内最後の戦いが始まりました。

 

自主応募の限界を感じた私は、どうすれば分からなくなっていました。

 

 

そんな時MR専門の転職エージェントに出会いました。

 

営業の転職に強いとか、医療業界に強いとかは幾らでもありましたが

 

MRに特化したというのは初めてでした。

 

 

早速連絡を取り、履歴書と職務経歴書を送ったところ

 

現実をきちんと教えていただける反応が返ってきました。

 

「あー、まず会社のブランドが無いね」

 

「それにちょっと年齢がいっているね」

 

「この経歴であれば、正直厳しいと思う。まず安くたたかれるよと」

 

 

何を言っているのか最初分かりませんでしたが

 

うちの会社知っているのか?

 

それに年齢だって今一番脂がのっている時期だぞ!!

 

安くたたかれるって?

 

 

分かりやすく現実を教えていただきました。

 

ブランドは企業ブランドではありません。

 

「転職市場の中のでブランド」です。

 

 

いわばよく転職企業にて見かけるメーカーは本人の質はどうあれ

 

これくらいの実力を持っているなどが計算しやすい様子です。

 

 よってエージェント側も採用側もある程度の目星を付けれるいうことです。

 

 

一方あまり転職市場に出てこないメーカーであれば

 

正直、ピンと来ないのが現状の様子です。

 

新卒の採用もそうですよね。

 

聞いたことのない大学名よりは、ネームバリューがある方のほうが

 

圧倒的に有利になることは言うまでもありません。

 

この大学の偏差値レベルのような、いわばメーカー偏差値というものがあれば

 

君は相当低いよとの事です。

 

 

もちろんMRとしての能力を指していることではありませんが

 

転職市場はまずそのような判断をします。

 

個人の能力はまた別計算とのことです。

 

 

これには正直面くらいました。

 

学歴など社会に入れば関係なし、背広を着てからが勝負と思っていましたが

 

ここにてまた会社のランクにて合否が決まるとは・・・

 

 

 

「あー年齢がいっているね」

 

これまた何を言っているのか?35歳の壁にはまだ3年あります。

 

いやいや、恥ずかしながら私の世間知らずでした。

 

 

誰だって採用するなら若いほうが良いです。

 

前職に染まっていないし、給与も安くて済むし良いこと尽くしです。

 

ですが求人票には年齢は性別同様に載せてはいけないルールです。

 

故に書いていませんが企業のボーダーはある程度決まっています。

 

 

キーワードはとにかく20代の一言です。

 

余程のネームバリューがあるメーカーで、東京の大学病院クラスを担当し

 

成果を出し続けました様な人でなければ

 

オーバー30の転職市場では価値は感じられないとのことです。

 

 

もちろん私にはそんなものはありません。

 

 

転職市場ではあまりうまくいきませんよと

  

当然、すべての企業がこうなるわけではありませんが

 

仮に手を差し伸べてくれる企業であっても、そりゃ安くたたかれます。

 

 

大学担当やチームリーダーの経歴は買っていただきましたが

 

それはプレイヤーを求める中では価値はあまりなかったです

 

 

数社エントリーさせて頂きましたが、結果を聞いて納得しました。

 

エージェントのお力が大きかったのは一目瞭然でしたが

 

私に対する評価は「保留」でした。

 

ズバッと不採用にならなかっただけ、まだマシだったのかもしれませんが

 

要は必要な人材ではない、一時的に必要な時があったら声を掛けます程度でした。

 

 

理由として、外資系は常に人の入れ替えを行っております。

 

常時退職者がおり、常に人材が転職市場にあふれております

 

そんな中で転職経験ゼロ、内資に加え、専門性のない私が

 

土俵に上がれるわけがなかったのです。

 

凹みましたが、早い段階にて現実尾理解できたことは

 

良かったです。

 

 

エージェントからは、土俵に上げることはできなかったが

 

終わったわけではない。

 

チャンスを待ち続けようと有りましたが

 

私はここでMRを諦めることにしました。

 

 

 

現職に留まりジリ貧のプライマリにて戦うか

 

CSOにてチャンスを待つか・・・

 

行くも下がるもいばらの道だからです。

 

 

浅はかな考えですが、年末までに決めたかった私にとって

 

最悪の年末年始に入りました。

 

 

続きます。