転職活動で使ったもの

皆様お疲れ様です。

 

 

約3か月半に渡る転職活動にて

 

必要と思い、購入したもの

 

今思えば不要だったなと思うものを

 

本日はご紹介致します。

 

 

繰り返しになりますが

 

仕事をしながらの転職活動は時間との戦いです。

 

その際にほんの少しでもお役に立てればと思います。

 

 

※大前提 公私混同はNGです。

 

大前提として会社支給物を使うことはNGです。

 

会社のパソコンにて履歴書等を作る、

 

エージェントと会社支給の携帯電話でのやり取りは

 

一切止めてください。記録が残ります。

 

いちいち目くじらを立てる会社でないかもしれませんが、

 

大前提として理解してください。

 

 

不必要だったもの

 

・紙の履歴書

 

これは購入する必要はありませんでした。

 

エクセルの履歴書の欄に入力するだけでOKです。

 

よくある紙の履歴書に手書きはもう終わったコンテンツで間違いありません。

 

勿論、直接応募する場合は手書きの方が良いのかもしれませんが

 

エージェントを介す場合は電子媒体にて

 

送った履歴書が企業に転送するのが一般的です。

 

写真も同様でした。

 

予備の履歴書を除けば、使う事はほぼ有りません。

 

 

必要だったもの

 

1、パソコンとプリンタ

 

スマホタブレット全盛の今は殆ど使わなくなりましたが

 

この2つは必須でした。

 

繰り返しになりますが当然ですが、

 

私は会社の支給物を使うことはしませんでした。

 

故に必要な時は漫画喫茶に行ったりしていましたが、

 

本当に時間の無駄でした。

 

ルーターと合わせて1か月1万円程度にてレンタルは可能です。

 

持ち歩くことも少ないでしょうから

 

古いタイプのワード・エクセルに加えWEBができる程度にて

 

全く問題ありません。

 

 

掛け放題の携帯電話

 

一時的にプランを変えるだけでも構いません。

 

携帯電話は本当によく使います。

 

最初は通話料がかかるのでこちらから掛け直します、

 

なんて言ってくれるエージェントも

 

関係ができてくれば、

 

こちら側の料金で通話することが多いです。

 

露骨だな~と思った方は1人や2人ではありません。

 

私は1か月10000円かかった時もありました。

 

これは教訓としてです。

 

 

・クリアファイルと茶色封筒

 

履歴書などは電子媒体で送っておりますが、

 

当日予備として持参するのがベストです。

 

その際は茶色の封筒に入れるのがマナーです。

 

Amazonにて全く問題は有りません。 

 

あくまで減点対象にならなければ良い程度です。

 

 

・証明写真(CDデータ)

 

撮影する手間や費用も意外にかかります。

 

データがあれば少しでも手間を減らせます。

 

また入社後の社員証に使うことも有ります。

 

使いまわすことは大切です。

 

 

・自立する鞄と紙袋

 

これは別途記事を書きたいと思いますが

 

面接官が第一印象で見ています。

 

 

レターパック

 

とにかく、よく使いました。

 

電子媒体以外にて大切な書類を送る際、必要になります。

 

主に内定後の承諾書や誓約書のやり取りがメインとなりますが

 

署名捺印した書類の郵送には必須です。

 

また退職交渉にあたって、健康保険証を返却したり等

 

一連の活動を通して10枚以上は使ったと思います。

 

1枚300円以上しますが、機密書類を扱う以上

 

必要な経費です。

 

 

有ればなお良いもの

 

SPI参考書

 

新卒採用のふるい落としの定番だったSPIも

 

即戦力採用の中途では無い会社も有りますが、

 

実施の有無は1次面接終了後とかに分かることも有ります。

 

とにかく、ここで落ちるのは時間の無駄そのものです。

 

完璧でなくてよいので、落第しない程度までは

 

マスターしておきましょう。

 

仕事しながらの勉強は難しいものがありますが

 

私は正直しんどい日々でした。

 

 

・面接対策・職務経歴書の書き方

 

今はネットにて解決しますので不要だったかもしれません。

 

四季報

 

ライバルメーカー 対抗品は何か程度は分かります。

 

 

以上となります。

 

正確な金額はまだ出してはおりませんが

 

これに交通費を加えると

 

とにかく、結構お金はかかります。

 

 

これで仕事を辞めていたら・・・

 

確かに辞める前に転職先を決めておくことは

 

必須と思えます。

 

 

以上です。

 

初めての転職活動の参照になれば幸いです。

 

大吾

現職への転職後

皆様お疲れ様です。

 

 

転職活動記にて転職はしましたが

 

肝心のその後がどうなのか?

 

ご紹介申し上げます。

 

 

私は現在、外資系の医療機器ベンチャー企業におります。

 

医薬品ではバイオベンチャーと言うのでしょうか?

 

まさにそこにあたります。

 

 

ベンチャーって?

 

 

とにかく、小さな会社です。

 

前職にて数千人いた会社とは大違いです。

 

勿論少人数故に、皆1人で複数の仕事を担っております。

 

 

人事は広報も兼ねておりますし、

 

経理も法務部を兼務しております

 

勿論社内に教育制度など有りません。

 

 

何よりも全員中途採用です。

 

バックボーンを活かして、複数の仕事を兼務し

 

何とか回しております。

 

 

営業職は私を含めて10名おりません。

 

都道府県4つ5つの兼務は当たり前です。

 

中には10県カバーしている方もおります。

 

 

そして扱う品目もニッチな品目にて、

 

いわばブルーオーシャンを開拓し続けております。

 

まさにゼロから1を作る仕事です。

 

 

レッドオーシャンにて多品目を販売してきた私から見れば

 

全く逆の仕事になります。

 

しかし営業である以上基本は変わりません。

 

医師にメリットを感じて頂き、処方して頂くことは同じです。

 

そして何よりもMRで言えば教科書に近い仕事です。

 

 

 

 

ただ、大変なことは事実です。

 

今はまさに会社を作り上げる段階です。

 

まず会社にシステムというものがありません。

 

私のような中堅から来た人でも、こんなものもないのか?

 

これは自分でやるしかないのか、の繰り返しです。

 

大手から来た人は絶句なのではないかと思うくらい

 

社内の設備が整っておりません。

 

 

これこそ、まさにベンチャーです。

 

 

しかし会社を大きくしてそれを後付けしていくことも立派な仕事です。

 

皆で話し合い、ルールを作っていく段階です。

 

前職でこれは良かったから取り入れようとか

 

これは減らそうとかの会話の毎日です。

 

 

他の記事で詳しく述べますが、真っ先に減らしたのは会議です。

 

これは全会一致の採決にて即決しました。

 

本当に世の中には会議が多いものですね。

 

 

この様に大きな会社では絶対にできない事です。

 

楽しみな毎日です。

 

 

1、ニッチな領域でNO1を

 

現在扱っている製品は、とても認知度が低いです。

 

そして治療概念もまだ出来上がっておりません。

 

売り上げの向上の前に、疾患や治療法の認知や啓蒙活動があります。

 

医師に気付いていただくことが第一の仕事になります。

 

 

今まで行っていたのは確立した治療法の選択肢を

 

どのようにして自社に向けるか

 

競合だらけの中をどうやって目立つか、

 

差別化するか、他社製品の弱点を突くか

 

自社品を良く見せるか?

 

そんなことの繰り返しでした。

 

 

そんなことは必要ありません。

 

 

大切なのは患者目線です。

 

本当に純粋にそこを追いかけております。

 

患者の為に命を救うために。

 

そして結果に結び付きます。

 

 

よく生活習慣病を扱う会社が患者の為にとか

 

言うのを聞くと違和感しかありませんでした。

 

本当に形だけのパフォーマンスをしていたなと思います。

 

勿論私もそのうちの一人です。

 

 

やっとMRになった時の志を思い出し

 

そして念願の仕事ができるようになりました。

 

既に30代になっていますが

 

10年越しに夢が叶った気持ちです。

 

 

MRをしている方は、医療への貢献を願う方です。

 

しかし残念ながら企業の正義に振り回され

 

売り上げを求めるマシーンになりつつあります。

 

 

そんなことは求められません。

 

勿論ノルマは有りますが、

 

患者の為を追い求め、結果ノルマが付いてきます。

 

きれいごとではありません。

 

本当です。

 

志高い、MRの方であれば絶対に活躍できる環境です。

 

間違いありません。

 

 

2、ワークライフバランスの向上

 

 

前職が辛かったことを差し引いても

 

ワークライフバランスもとれるようになりました。

 

フレックスの導入もあり、朝は家事をしてからの出勤です。

 

子供を幼稚園に送ってから出社しても十分間に合います。

 

今振り返れば

 

MR時代に朝9時の会議の為満員電車に乗っていたこと。

 

夜遅くまで会議のための会議の準備をしていたこと。

 

何をやっていたんだろうと。

 

その無駄な全ての時間を患者の為、家族の為に使っております。

 

 

また別の機会に書こうと思いますが

 

家族の中も良くなったと思います。

 

奥さんも私がイライラすることが減ったねとか

 

顔色良くなったねとか言って頂きました。

 

客観的に見てもプラスに転じております。

 

 

何のために働いているのか?

 

何が夢なのか?

 

今一度ゆっくりと考える時間が得られたこと

 

かけがえのない喜びです。

 

 

3、成長への自己投資時間の確保

 

転職休暇中から、転職後の研修を含めて

 

今までずっと勉強をしています。

 

勿論現職の勉強も有りますが、

 

それに加えて主にお金と将来の勉強を

 

毎日しております。

 

消費増税や、高齢化など挙げればキリが有りませんが

 

今後は自分で自分を守る時代です。

 

会社に属して、会社が守ってくれる時代ではありません。

 

同時に我々が会社を守る必要はありません。

 

アメリカのようにもっとドライな関係で良いと思います。

 

 

そんなこともようやく転職後に気づいた程度の私ですが

 

今では将来の備えをしつつ、

 

お金に関する知識は格段に高くなりました。

 

そして無駄なお金の支出は一気に減りました。

 

家族としての方向性もしっかりと出来たと思います。

 

 

金が全てではありませんが、金が無ければ最低限の生活もできません。

 

本来仕事より考えていなければならないことが

 

漸く考える時間が出来ました。

 

 

最後に

 

 

誤解を恐れず言います。人生が変わりました。

 

そして、もっと早く転職すればよかったと。

 

勿論これも縁だと思います。

 

1年早く転職活動していたら

 

現職に出会えなかったでしょう。

 

もしかしたら今より良い会社かもしれませんし

 

ブラック企業を引いていたかもしれません。

 

それは誰にも分かりません。

 

 

ですが、人間まさに塞翁が馬です。

 

遠回りしたことも、結果として良かったです。

 

 

人間、実力の差は努力の差とか

 

判断力の差は情報量の差とか言いますが

 

楽して結果が出ることはあくまで一時なんですよ。

 

 

MRの皆様は大変な苦労をされているかたも

 

いらっしゃると思います。

 

もっと成長したいなら、

 

医療機器ベンチャーへ行ってみてはどうですか?

 

人生が変わりますよ。

転職活動を振り返って

皆様お疲れ様です。

 

 

転職体験記に最後までお付き合いいただき

 

誠にありがとうございました。

 

3か月半の内容をまとめると

 

決してスムーズではないですし

 

沢山の遠回りを経験しました。

 

参考になる部分はもしかしたら失敗談かもしれません。

 

如何にも不器用な自分らしいな思いました。

 

 

しかしそれ故に、たくさんの経験をする事が出来ました。

 

全てはたらればですが、もしスムーズに行っていたら

 

このブログは立ち上げなかったと思います。

 

そしてあまり人生を考えずに生きていたでしょう。

 

かつてのMR時代のように。

 

 

時代の変化が速いと感じました。

 

数年前は専門領域でも幅広く募集しており

 

現職にて正直干されて辞めていった方が

 

外資系の専門領域に入っていました。

 

 

その時のイメージが大きかったのでしょう。

 

彼が大丈夫なら私も大丈夫だろうとの

 

タカをくくっていた結果、大失敗してしまいました。

 

 

世間の状況は良く見るようにしていました。

 

銀行員の仕事はAIに変わるとか、副業が盛んになるとか

 

いろいろ理解したつもりでいましたが

 

そう思っていたのは自分自身だけでした。

 

 

何よりも自分自身のいる業界の変化に気づけていませんでした。

 

恥ずかしいにも程があります。

 

今回会社を辞める決断をするときは

 

思い切った決断でした。

 

 

前職は新人からお世話になっている会社ですし

 

大学生の時に内定を頂いた際に

 

家族一同、本当に喜んで頂きました。

 

私もその会社しか知りませんが

 

良い会社に入ったと思いました。

 

 

ですからまさか辞めるとは思いませんでした。

 

実際に退職がオープンになった時に

 

皆が驚くレベルが違ったと言われました。

 

 

私も時代が憎いと思いました。

 

昭和の終身雇用・年功序列が良いとは決して言いませんが

 

人は好きでした。

 

良い時代であればずっと皆で戦っていきたかったです。

 

 

しかし時代はもう違います。

 

自分の身は自分で守る時代です。

 

会社を利用し、自分を高める時代です。

 

そして、100年まで生きる時代です。

 

年金も期待できなくなりました。

 

 

そうであれば自分で戦うしかありません。

 

 

会社は守ってくれない。そうでしょうね。

 

家族を守れるのは自分だけ。

 

こんなことも就職活動する前は全く思いもしませんでした。

 

 

今回ブログを立ち上げたのは、

 

自身の経験を残しておきたかったのと

 

同じような方がいらっしゃった際は

 

背中を押す事が出来れば

 

少しでも力になれればと思った事がきっかけです。

 

 

MRをやられているかたは

 

真面目な人が多いと思います。

 

上の世代、特にバブル組については分かりませんが

 

その下の世代は少なくとも接待で売ってきた時期はほんの一部で

 

MRとして勝負した時期が長いのではないでしょうか?

 

 

医療に貢献したい、MRの教科書的にな仕事がしたい。

 

そんな人が多いのではないかと思います。

 

そのような方には活躍して頂きたいです。

 

 

しかしMRはもうかなり追い詰められております。

 

ゼロになる事は有りませんが

 

国策を考えれば、一気に減らされるのは時間の問題です。

 

 

志がある方が、存分に力を活かせないのであれば

 

勿体無い話です。

 

何も医療に貢献できる営業職はMRだけではありません。

 

医療機器が有ります。

 

近いようで遠い業界です。

 

ピンと来ないから不信感があると思います。

 

私は絶対にお勧めします。

 

声を大にして言いたいです。

 

「MRで将来が不安なら、くすぶっているなら、医療機器で吠えろ」と

 

 

私は自信を持ってお勧めできます。

 

実際に私がそうであるように、MR経験者は

 

経験値を最大限に生かせます。

 

医師の懐に入り込む力、プレゼン力、

 

ここには書ききれませんが、アドバンテージの塊です。

 

共に医療に貢献していきましょう。

 

 

かましながら私で良ければご質問頂ければと思います。

 

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

 

転職体験記⑥ MR専門エージェントとの出会い

皆様お疲れ様です。

 

 

年内最後の戦いが始まりました。

 

自主応募の限界を感じた私は、どうすれば分からなくなっていました。

 

 

そんな時MR専門の転職エージェントに出会いました。

 

営業の転職に強いとか、医療業界に強いとかは幾らでもありましたが

 

MRに特化したというのは初めてでした。

 

 

早速連絡を取り、履歴書と職務経歴書を送ったところ

 

現実をきちんと教えていただける反応が返ってきました。

 

「あー、まず会社のブランドが無いね」

 

「それにちょっと年齢がいっているね」

 

「この経歴であれば、正直厳しいと思う。まず安くたたかれるよと」

 

 

何を言っているのか最初分かりませんでしたが

 

うちの会社知っているのか?

 

それに年齢だって今一番脂がのっている時期だぞ!!

 

安くたたかれるって?

 

 

分かりやすく現実を教えていただきました。

 

ブランドは企業ブランドではありません。

 

「転職市場の中のでブランド」です。

 

 

いわばよく転職企業にて見かけるメーカーは本人の質はどうあれ

 

これくらいの実力を持っているなどが計算しやすい様子です。

 

 よってエージェント側も採用側もある程度の目星を付けれるいうことです。

 

 

一方あまり転職市場に出てこないメーカーであれば

 

正直、ピンと来ないのが現状の様子です。

 

新卒の採用もそうですよね。

 

聞いたことのない大学名よりは、ネームバリューがある方のほうが

 

圧倒的に有利になることは言うまでもありません。

 

この大学の偏差値レベルのような、いわばメーカー偏差値というものがあれば

 

君は相当低いよとの事です。

 

 

もちろんMRとしての能力を指していることではありませんが

 

転職市場はまずそのような判断をします。

 

個人の能力はまた別計算とのことです。

 

 

これには正直面くらいました。

 

学歴など社会に入れば関係なし、背広を着てからが勝負と思っていましたが

 

ここにてまた会社のランクにて合否が決まるとは・・・

 

 

 

「あー年齢がいっているね」

 

これまた何を言っているのか?35歳の壁にはまだ3年あります。

 

いやいや、恥ずかしながら私の世間知らずでした。

 

 

誰だって採用するなら若いほうが良いです。

 

前職に染まっていないし、給与も安くて済むし良いこと尽くしです。

 

ですが求人票には年齢は性別同様に載せてはいけないルールです。

 

故に書いていませんが企業のボーダーはある程度決まっています。

 

 

キーワードはとにかく20代の一言です。

 

余程のネームバリューがあるメーカーで、東京の大学病院クラスを担当し

 

成果を出し続けました様な人でなければ

 

オーバー30の転職市場では価値は感じられないとのことです。

 

 

もちろん私にはそんなものはありません。

 

 

転職市場ではあまりうまくいきませんよと

  

当然、すべての企業がこうなるわけではありませんが

 

仮に手を差し伸べてくれる企業であっても、そりゃ安くたたかれます。

 

 

大学担当やチームリーダーの経歴は買っていただきましたが

 

それはプレイヤーを求める中では価値はあまりなかったです

 

 

数社エントリーさせて頂きましたが、結果を聞いて納得しました。

 

エージェントのお力が大きかったのは一目瞭然でしたが

 

私に対する評価は「保留」でした。

 

ズバッと不採用にならなかっただけ、まだマシだったのかもしれませんが

 

要は必要な人材ではない、一時的に必要な時があったら声を掛けます程度でした。

 

 

理由として、外資系は常に人の入れ替えを行っております。

 

常時退職者がおり、常に人材が転職市場にあふれております

 

そんな中で転職経験ゼロ、内資に加え、専門性のない私が

 

土俵に上がれるわけがなかったのです。

 

凹みましたが、早い段階にて現実尾理解できたことは

 

良かったです。

 

 

エージェントからは、土俵に上げることはできなかったが

 

終わったわけではない。

 

チャンスを待ち続けようと有りましたが

 

私はここでMRを諦めることにしました。

 

 

 

現職に留まりジリ貧のプライマリにて戦うか

 

CSOにてチャンスを待つか・・・

 

行くも下がるもいばらの道だからです。

 

 

浅はかな考えですが、年末までに決めたかった私にとって

 

最悪の年末年始に入りました。

 

 

続きます。

転職体験記⑭ 内定から入社まで。

皆様、お疲れ様です。

 

 

長かった転職活動もようやく終わりました。

 

結局同時並行にて面接予定を受けていた2社には

 

エージェント経由にてお断りを入れさせていただきました。

 

 

そしていよいよ内定通知書(オファーレター)が届きます。

 

大まかな内容は内定通知の連絡に記載してありましたが

 

より詳細なものであります。

 

 

内容に納得が出来ればサインですが

 

不明点はこの機会に全て確認しなければなりません。

 

 

別にどちらが上でも下でもありませんが

 

一般的に内定を得るまで転職者側は不利な立場になります。

 

不利というか弱いというのが正しい表現です。

 

現に面接では、給与や手当について質問するのはタブーです。

 

それはこちらが君を選んだあとの話だろ。

 

会社側が選ぶかどうかを決める場に給与の話は必要無い。

 

・・・という意味らしいです。

 

 

もちろん中にはそうじゃない企業もありましたが

 

それは内定後に聞くのが暗黙のルールになっています。

 

 

そして内定後は一転して転職者側が強くなります。

 

勿論強いというのは強気な交渉ができるという訳ではなく

 

金銭や残業時間などのいわば労働条件について質問したり、

 

納得できなければ内定辞退をする権利があるとのことです。

 

 

この2つは同時にできれば良いのですが

 

まだ日本ではそうなるまで時間がかかる様子です。

 

 

エージェント経由にて人事に沢山聞きました。

 

特にこだわったのは給与です。

 

・みなしなのか、残業手当がきちんとつくのか?

 

インセンティブは分かるが、過去の対象者の割合は?

 

・昇給の平均額は?

 

・ある手当とない手当は?

 

・自費で用意するものはあるのか?

 

・出張時の手当他は?

 

 

こちらも必死ですが、会社側も答えて頂きました。

 

WEBにて書いていた内容にほぼリンクしますし

 

そして法律的に問題のある場面は有りませんでした。

 

 

ここで年収UP交渉をする人もいる様子です。

 

私は勿論しませんでした。

 

正直、自分の腕に自信が有るのならわかりますが

 

まだ転職したばかりで1円の生産性も上げていないやつが

 

何を言っているというのが本音です。

 

これは色々な考えがあると思います。

 

いつか記事にしたいと思います。

 

 

勿論納得していたために一発サインです。

 

そしてすんなりいかなかったのは入社日です。

 

初めての転職という事もあり、引継ぎなどもきちんとしたかったので

 

2か月の依頼をしましたが、それは許されませんでした。

 

約1か月半のゆとりを頂き、入社決定→退職交渉となりました。

 

 

今でも内定通知書に署名と捺印をした際の緊張感は忘れられません。

 

根が臆病者なので。

 

 

退職交渉と年休消化中の期間の記事は

 

また別の機会に書かせていただきます。

 

 

承諾書にサインをした後は、実はそんなにやり取りすることは

 

有りませんでした。

 

必須なのは

 

・健康診断書を提出する。

 

・連帯保証人記載の誓約書を提出する。

 

・給与口座の新設

 

マイナンバーの件

 

・扶養・健康保険証

 

・通勤経路と定期申請

 

・年金等

 

そして入社日の集合時間と場所でした。

 

 

新しい会社にてやることは余りありません。

 

退職の仕事でのウエイトの方が9割以上でした。

 

むしろ現職をしっかりとやり切りなさいとのメッセージでもあります。

 

 

私は個人契約であったため、引っ越しは有りませんでしたが

 

ここで引っ越しがある場合は家探しや

 

ご家族のいる方は転職したり、子供の転校などで

 

本当に忙しくなると思います。

 

とにかくこれは根性論的なところがありますが

 

準備等の段取りだなと思っております。

 

 

また新しい会社次第ですが

 

引っ越し代などが出ないケースも多々あります。

 

3月4月は高騰しますし

 

特に西と東の引っ越しでは100万単位のお金が出ることも

 

珍しくありません。

 

+新しい家の敷金や礼金も掛かります。

 

就職活動は何気にお金がかかるものですが

 

最後の最後にこれまた大きな支出が待っています。

 

 

前職を退職する際の手続きが終われば

 

晴れて転職活動の終了になります。

 

 

ここからは少し個人的な感情となります。

 

 

私はここまで内定まで3か月半かかりました。

 

3か月半、実際にはその半月くらい前より

 

家族は本当に不安で仕方なかったと思います。

 

妻は当時仕事をしていましたが

 

やはり不安は隠しきれなかった様子です。

 

 

転職活動と仕事を両立(しようと)している私を見たり

 

そして仮に成功しても引っ越しが必要なのか

 

田舎が嫌なわけではありませんが、

 

今の交友関係やママ友もゼロからのスタートになる事。

 

不安で仕方なかったと思います。

 

良く見守ってくれていたなと感謝しています。

 

 

普段からしっかりと将来について話していたことが

 

応援してくれる大きな要因であった様子です。

 

転職活動すると宣言したときは

 

「普段からしっかり世の中を勉強している人が

 

 そうするなら間違っていないと思う」

 

この一言にどれだけ助けられたことか。

 

 

そして転職休暇中に内定のお祝いをして頂きました。

 

といっても子供が幼稚園に行っている隙に

 

思い出のレストランのランチに行っただけですが。

 

 

本当にうれしい思い出となりました。

 

 

すみません。最後はまとまりが無くなってしまいましたが

 

以上が私の転職体験記となります。

 

長らくお付き合いいただきましてありがとうございました。

 

daigo

転職体験記⑬ 楽しかった面接の日

皆様 お疲れ様です。

 

本日から面接について記載します。

 

面接は全部で4回でした。

 

最終的に行くことになった会社が2回

 

他は1次面接のみです。

 

 

ここでは現職の面接についてご紹介いたします。

 

 

トップバッターは現職の一次面接でした。

 

 

面接前に自分なりに企業を分析し、挑みました。

 

そして面接の練習もして頂きました。

 

といってもほとんど指摘された事項はございません。

 

私はむしろテンポとか、専門用語を使っていないかとかを

 

むしろ機転などを見て頂きたかったのです。

 

問題無しと言って頂けたので安心して臨むことが出来ました。

 

この辺りはMRの方であれば問題は少ないかと思います。

 

 

この様に企業をしっかり分析し、面接に挑むとなると

 

全然緊張しないものです。

 

 

面接が始まりました。

 

入社後自分の上司となる方による面接です。

 

元MRという情報も仕入れておりましたので

 

アイスブレイクでまず心をつかむ事が出来ました。

 

ここで5分くらい脱線し、よく笑いました。

 

 

元MRであれば、MRの事も理解しております。

 

そしてMRとしてどれだけ優秀かを見抜くのも容易です。

 

だからこそ、真っ向勝負です。

 

 

試される質問が2つありました。

 

 

①医師の30㎝ゾーンに入り込む秘訣は有りますか?

 

②ライバルメーカーが多い場合は

 

 どうやって医師の面会方法を探りますか?

 

 

皆様はどう答えますか?

 

 

 

私の答えは決まっていました。

 

①は答は有りません。口で言えることなど一般的です。

 

今の私を見てくださいと言いました。

 

笑顔 清潔感 礼儀礼節 気遣い 上記による安心感です。

 

そして普段の積み重ねによる努力です。

 

上記を新人が私の真似をしてもうまくいきません。

 

これは口で説明できないのが答えです。

 

 

面接官の反応は驚きと納得でした。

 

「答えが無いと言うが、普段から貴方がどうしているかはわかる」

 

「言いたいことは良くわかるな」

 

 

②の質問は少し意地悪でしたが、答えは決まっています。

 

私ならライバルメーカーと仲良くなり、ともに講演会を立ち上げ

 

情報を収集する。

 

飲み会のセッティングや、そのMRが欲しい情報をギブします。

 

ギブアンドテイクです。

 

 

かなりヒットした様子です。

 

「私でもそうするかな」

 

 

そして最後の質問。

 

プレゼンテーションに自信はありますか?

 

「勿論です、私よりプレゼンが上手い人はたくさんいますが

 

 事前に何を聞きたいかヒアリングする力なら負けません」

 

「部下にもプレゼンは普通で良いから、

 

 インタビューを上手くなりなさい

 

 それはAIには絶対にできない仕事だよ」と伝えております

 

 

 「上手いという答えが欲しかったけど、正直で良いですね」

 

 

 そしてここからは私が質問攻めです。

 

 御社の製品について教えてください。

 

 本音でなぜ増員するのか?

 

 何を求めているのか?

 

 将来はこうしていきたいです。

 

 本音に対して、面接官も本音で答えて頂きました。 

 

 

 最後に言いました。

 

 隠さず申し上げますと、熱血で頑固で雑な人間です。

 

 きわめて不器用ですが、お役に立てますか?

 

 

 「君は自分の弱点をよく理解している。それだけで十分だよ」

 

 分かっているよみたいな笑顔で返していただきました。 

 

 

 そして、ニュースの世間話で終わりました。

 

 1時間丁度でしたら、本当によく笑いました。

 

 退出後、エージェントに連絡を取りました。

 

 状況を話したら、それは大丈夫だと言って頂けました。

 

 

 あの面接官が笑うという事は、高い評価の証だよと

 

 無事に面接通過に加え、最終面接の通知が来ました。

 

 

 最終面接は社長が自ら登場です。

 

 と言っても、1次面接で殆ど聞きたいことは終わっていると。

 

 今日話したいのは、君が本当にウチに来たいかどうかだ。

 

 

 形式的な話はほんの少しだけで、あとは質問をいくらでも受け付ける。

 

 

 

 しかし部長は違いました。

 

 少し意地悪な質問も有りましたが、意図は分かりました。

 

 反応を見ているのです。

 

 かつて上司に反発した経験があると思いますが

 

 その上司と同じことをやっていませんか?

 

 「そうしている自分がいました。当時の上司の気持ちが分かりました」

 

 向こうの来ると思った反応はそんなことありませんかもしれませんが

 

 これも真っ向勝負でした。

 

 

 「未達成だった時の理由は?」

 

 言い訳など一切不要です。

 

 

 最後に質問させていただきました。

 

 「社長と部長にとって、仕事とは何ですか?」

 

 パッと答えて頂きました。

 

 「衣食住も有るが、自分の生きた証を残すことでもある」

 

 「弊社はこの分野で証を残したい人の集まりだ」

 

 

 本音を言って頂きました。

 

 そして面接は終わりました。

 

 

 会社を出た後、エージェントに連絡しました。

 

 エージェントも手ごたえがあった様子です。

 

 今回も面接で良く笑った話をしました。

 

 

 エージェントはこう言いました。

 

 楽しかったのは、最初に一番厳しい面接を乗り越えたからです。

 

 ??? 前回も楽しかったんですけど・・・

 

 そうではありません、本当の1次面接は我々との面談です。 

 

 ??? そうなんですか?

 

 はい、我々は認めた人しか面接に送り出しません。

 

 故に企業は、既に絞り込まれた人間に対して面接するのです。

 

 

 私共はエージェントではありますが、面接官でもあるのです。

 

 

 目から鱗でした。

 

 

 確かに初めて事務所に行った日に、何かエージェントの

 

 様子に違和感を感じたのですが、

 

 ヒアリングをしながら面接をしていたのです。

 

 

 私共が自信をもって送り出したdaigoさんなら

 

 絶対に大丈夫との確信を持っておりました。

 

 

 やはりエージェントの方に横柄な態度を取り、

 

 面接官にペコペコする人などすぐに見抜かれます。

 

 私は誰に対しても低姿勢であることが

 

 実は大切な能力出会った様子です。

 

 

 そして内定通知が来ました。

 

 真っ先に妻に連絡をしました。

 

 本当に不安だったと思います。

 

 

 子供もいる私に、転職へのチャレンジを認めてくれたことは

 

 涙が出るくらいうれしい事でした。

 

 今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

転職体験記⑫ 医療機器専門エージェントとの出会い

皆様お疲れ様です。

 

 

数多くの失敗をして来たことから

 

転職活動の王道についてわかりました。

 

 

分かったことが3点ありました。

 

  • 医療機器の大手はMRの転職と同じだ。

 

  • レジュメに関してはプロの指導が必要だ

 

  • 面接は自分の言葉で話さないとだめだ。

 

 

そして転職エージェントについてもわかりました。

 

エージェントと企業のパイプはやはり大事

 

何といってもエージェントの力が、面接まで大切となる。

 

業界だけではなく、業種も絞ったエージェントでなければだめだ。

 

自分の言葉にて勝負させてくれるエージェントを。

 

 

前回までお世話になったエージェントとは

 

ご縁が無かったのですが、

 

良いこと悪いこと含めて勉強になったと思います。

 

 

申し訳ありませんがミスマッチでした。

 

20代で、大手から大手へのを求める、高学歴の人間であれば

 

このエージェントとはぴったりの愛称であったと思われます。

 

すべてが対照的な私とは大違いですが。

 

 

私は最後のチャンスと考え、医療機器専門のエージェントと面会しました

 

2018年2月の事です。

 

そのエージェントは現状の悩みや解決したい課題、そして

 

医療機器に挑戦したい思いを伝え、上手く行っていない現実を伝えました。

 

 

そして現在、大手ばかりを紹介され受験した経緯を話しました。

 

御社であれば、私を大手へ推薦しますか?との質問をしました。

 

帰ってきた答えは意外なものでした。

 

 

「推薦するかもしれませんが、あなたがどんな人かによっては

 

 推薦しません。

 

 むしろ、小さな会社を推薦します」

 

 

詳しくお聞きしますと、医療機器に限らず大手というのは変わりません。

 

大手になればなるほど申請書も増えますし、内勤も増えますし

 

社内でのゴマすりが増えますし、派閥があったり

 

本部からのよくわからない指示に追われますと。

 

 

それをどう考えるのか?次第です。

 

 

少なくとも安泰を求める人には向いているでしょうが

 

成長したいとの人には大手はお勧めしません。

 

それが私の考えです。

 

それが嫌だから転職するんですよね?

 

 

図星でした。そこまで見抜いているとは・・・

 

 

面接指導の件なども話しました。

 

返ってきた答えはこちらです。

 

 

そのエージェントは大手=成長できる

 

中小→資金繰りに走り回るの様な、表向きしか知らないのでしょう。

 

逆でした。

 

本当に成長するには、何もかも自分でやらなればならない。

 

小さな会社が一番とのことです。

 

 

これで自身の就職活動がうまくいかなかった理由が分かりました。

 

そもそも転職の軸がしっかりしていたのに対し

 

それをキチンを理解できていなかったのかと思います。

 

 

そして自身のやりたいこと、解決したい課題などを伝えました。

 

 

そして一言返ってきました。

 

「医療機器の営業って、泥臭いんですよ」

 

「綺麗ごとを並べたり、理屈っぽい人頭でっかちは好まれないんです」

 

100のきれいごとを並べるくらいなら、1の本音の言葉にて

 

この人と一緒に仕事をしたいと思われるかが、合否の決め手なんです。

 

 

面接を自分の言葉で勝負したい旨を伝えたところ、

 

大いに同意していただきました。

 

面接というのはどちらが偉いわけでもない、

 

求人は行きたくても落とされることもある、

 

企業は欲しくても他に取られることもある

 

だからなんといっても対等なんです。

 

 

そして同じ釜の飯を食う仲間を探す場なんです。

 

 

綺麗ごとの面接は公務員とかであれば必須でしょうが

 

そして、無難な職務遂行能力の高い

 

ロボット系を人材を集める会社であれば

 

間違いはありませんが、違和感があるのであれば

 

少なくとも貴方には大手は向いていません。

 

 

確かにそのまましがみつくのであれば、今のままでよかったはずです。

 

安泰な会社にいたことは事実です。 

 

 

幸いなことに医療機器は医薬品と違い、従業員100人程度の企業が

 

多々あります。

 

中には10名程度の会社もあり、

 

勿論社内に人事部はなく

 

エージェントが人事部長の様に

 

採用を全て任されている事もある様子です。

 

 

そのあと、求人が数枚出していただきました。

 

用意していたわけではなく、中座したうえでプリントアウトして

 

頂いたものです。

 

これは驚きでした。

 

基本エージェントは出来レースで紹介するものを

 

オーダーメイドで出してくるとは・・・ 

 

 

3つとも、すべて外資系のベンチャーでした。

 

社員はすべて100人どころか、50~60人程度でした。

 

 

貴方に合うのは、そして希望を叶えるならここです。

 

出来ること、足りない点は正直に言いなさい。そして

 

自己肯定をしなさい。必ず成果が出ます。

 

 

プライマリMRにて開業医を担当して

 

詰めをやってきた、こんな泥臭いことは誰もができません。

 

そしてリーダーとして、大学病院を担当してきた。

 

理屈で攻めることもできますよね。

 

 

その2つを持っていることは、だれにも負けない能力です。

 

自身を持って送り出せます。

 

 

とてもすっきりしました

 

そして、なんだか上手く行くような気がしました。

 

そうです。プラセボ効果かもしれませんが

 

上手く行くと思ったことは

 

必ず結果にもあらわれるものです。

 

 

そして書類を提出後に、すぐに連絡が入りました。

 

面接確定の連絡です。