体験記②

続いて私の転職体験記を書きたいと思います。

 

さて、転職を決意したものの、就職活動をしていたのは10年前です。

 

何から始めればよいのか分からない、仕事は容赦なく待っています。

 

休みの日にとりあえず転職サイトに登録しまくる所からスタートしました。

 

典型的な初心者の対応です。

 

リクナビマイナビdoda、ビスリーチ等々、イーキャリアも有りました。

 

正直何にエントリーしたかもわかりません。

 

とにかく登録ボタンを押すときが緊張したものです。

 

この情報開示不可企業に当時の会社名を入れましたが本当に大丈夫だろうか?

 

人事と繋がっていないだろうかなどビクビクしたものです。

 

 

案の定、月曜日に鬼のようなメールと電話が来ました。

 

面談のお時間はございますか?電話面談のご予約でも構いません。

 

キャリア面談の日程について等々、まず誰が誰だか分からないところに

 

怒涛の電話攻撃です。メールBOXの方も同様でした。

 

2日たっても収まりません。

 

「俺はこんなに市場価値があるのかな」と一瞬勘違いした自分がおりました。

 

そんなわけないですよね。

 

私は恥ずかしながら転職エージェントの仕事ならびに給与体系も知らなかったのです。

 

しかし会ったことも無い人から、パパっと作ったレジュメに対して

 

目に留まりましたとか、優秀な経歴がとか連発されたら

 

誰でもわかります。まあお世辞を使うのは営業でも同じですから。

 

そんな時に、たまたま休憩時間に電話をくれた人がいました。

 

CSOの人材採用の方でした。

 

私は知らず知らずのうちにその会社にもエントリーしていた様子です。

 

どこに応募したのか分かっていないくらい、焦っていたのも事実です。

 

そしてそのエージェントからたくさんの事を教えて頂きました。

 

第一声がこうです「どうしたいの?てか何があったの?」

 

私「いや転職したいんです。MRに限界を感じて・・・」

 

「さては転職のやり方が分からないんだね、では教えてあげよう」

 

 

正直その電話での1時間は目からうろこでした。

 

掛け直して頂き、電話代はかかりませんでしたのが

 

 

1、今の課題は何?転職で解決できなければする意味ないよ

 

2、卸や得意先からみた会社の評価と、転職市場の評価は違うよ

 

3、専門領域と大学病院担当以外はAIに変わるよ

 

 

業界紙等に書いてある内容と全然違うじゃないかというのが本音です。

 

この3点について恥ずかしながらMR10年目にして考えたのが現実でした。

 

次回に続きます。